塗装屋さんのブログ
【太田の塗装屋さんのブログ】お役に立てれば幸いです。
こんにちは、小林塗装です。
今日はいつもより少々趣を変えて…。
お客様から寄せられたご相談に乗るうちに
「これはより沢山の塗り替えをお考えの方に知ってもらうべきだな…」
と深く感じ入ったことがありましたので、お話しをさせていただければと思います。
先日、とある方からご相談を受けました。
相談というのは…
「小林さんのホームページに<相談だけでも無料>とあったので、お仕事の話しではなくて恐縮なのですが」
と、前置きがあったうえで…
その方の“お母さまが塗り替えをご検討されていているのだけど、見積書のことで相談に乗って欲しい”
…というものでした。
元より、100円・200円の買い物とはわけが違う外壁塗装の金額の話しですから
不安になるのは当たり前。
「私で分かることなら」とお話しを伺わせていただきました。
もとより個人情報なので詳しくは書けませんが
その見積もりを私が拝見した限り
「うーむ、ここは…」
と首を傾げざるを得なかったのは一点。
下地処理の項目が、御相談を受けた方のお住まいの外壁に最適なものではない、
というものでした。
その方のお住まいの外壁は【センターサイディング】という建材の壁。
センターサイディングというもの、要約しますと
外側は金属、内側は発泡性の断熱材…という建材です。
もちろん賛否はあるかと思いますが…
私でしたら、センターサイディングのような外壁を塗装する場合。
見積書の【下地塗装】の項目には
「錆止め系」の塗料を記載します。
金属製の壁ですから、
錆止めを下地として塗ることで、
より長くお客様に快適に過ごしていただくことを考慮してのことです。
ですが、今回ご相談のあった
方から見せていただいた見積書では、
それとは異なる下地材が記載されていました。
「お住まいの外壁」と一言に言っても
窯業サイディング、モルタル、ALC…
とその種類は様々です。
それぞれの外壁にとって「最適な下地処理」は別々です。
塗装において、
もちろん中塗りと上塗りは大切ですが
今回一番、私がお伝えしたいことは
見積書をチェックする場合は、下塗りの材料を
チェックしていただきたいということです。
…ただ、そうは言っても
一般のお客様に
「見積書から自分のお住まいにあった下地材を見極めてください」
というのも酷な話し。
ここはひとつ、信頼のおける塗装業者もまじえての
相見積もりをおススメいたします。
もし、そういった機会があった際は…。
弊社のこと…も、是非お願いします(笑)
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