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がんばれ!小僧さん!

こんにちは、小林塗装です。

満開の桜もチラチラと散りだし、
それに伴ない新芽が顔を出し、
そろそろ“目に青葉”の季節ですね。

ホントに桜の時期は短い💦

先日のブログで昔話しを書かせて貰い、
久しぶりに若い修業時代に思いを馳せることができました。
懐かし次いでで今回も『若き職人 小林』の続編をお届けします(笑)

私がこの業界に身を置いた、「小林少年」だったころ。
時代は80年代で世の中はバブル真っ只中で賑わっていました。

たまにテレビで当時の様子が映るように、
街も随分と浮足立ち、活気づいていたモンでした。

仕事の方も一般住宅の塗装から、ゼネコンの大きな現場と
次から次へとひっきりなしで…日曜も仕事など珍しくありませんでした。
(当時は週休二日なんて言葉は存在せず、土曜日は休みではありません💦)

ですから一ヶ月で30日まるまる働いたりもしました。
親方・・・そうとう儲けたろうなぁ(´・ω・`)

そんな訳で親方も気前が良く、
随分と飲みにも連れて行ってもらったものです。
(給料はシビアでしたけど💦)

親方、移動のタクシーでも釣り銭は決して受け取らず
毎回必ず「これで土地でも買ってくんな!」と運転手さんに言っていたものです(笑)

スナックなど夜のお店も、
初々しさの残る若い自分には楽しかった思い出です。

……その楽しみが中々忘れられず今に至る…で、
親方には仕事以外にも色々と教えられていたというわけですね💦

今はコロナ禍でそういった飲みの席も控えなくてはならず、厳しい時代になったものです。
あの時お邪魔したお店たちはこの惨状を無事に乗り切っているのでしょうか…。

さて、肝心の仕事の話しです。
(懐かしくてつい話しすぎちゃいますね笑)

当時の一般住宅は本当に塗り物(塗装による仕上げ)が多かったです。
内部は木枠や階段、建具まで塗ったものです。

かけ出しの小僧さん達(駆け出しの見習い)
職人さんが後から作業しやすい様に
小さな箒で埃や木屑を掃いてキレイにし、
釘穴等はパテで埋めて時には養生などの作業です。

私もそういう下積みから一人前になってきました。
その頃の経験ほど今の自分の力になっているものはありません。

外部も同様、養生は皆で作業して、
いざ吹き付け塗装となると小僧さんは材料運びです。

足場の上へと重い材料を運ぶのですが、
伸び盛りの少年にはとてもキツい作業。
(私の身長が止まったのもコレのせいかも!?笑)

なので自分も一刻も早く小僧さんを卒業して
吹き付け作業をできる立場になりたかったモノです。

大手の塗装屋さんは別ですが、
最近は吹き付けのような、この手の仕事はめっきりと減り、淋しい限りです。

他にも小僧さんには、
やらなくてはならない沢山の雑用がありました。

特に汚れたり面倒だったりな作業は
多々にして小僧さんの仕事でしたね(笑)
この辺はどの業界も同じでしょうが、
当時は本当にパワハラも何もあったモンじゃありませんでした💦

「根性論」は今時、流行らないのは分かりつつ、
今の風潮の中でいっぱしの職人さんを育て上げるのは
大変だよなぁと独り言をつぶやいたりしてみます。

さぁ、今回はこの辺で…またいずれ
今度はゼネコンの現場のお話でもと考えておりますので、お楽しみに!(笑)

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