塗装屋さんのブログ

時の流れ

こんにちは、小林塗装です。

群馬の桜は開花までもう少しの様ですが、
近所の土手はすでに菜の花が咲き誇り、
さしずめ黄色い絨毯を敷いたような春の盛りの景色です。


この時期の行事と言えば、卒業式。
私にも遠い遠〜い昔に記憶があります。

思い返せば三十数年前。
中学校を卒業した翌日には親方の元へ修行に入りました。

昼間は親方の所で働き、夜は勉学のために定時制高校に通う毎日でした。

時代はバブル真っ只中で、
そりゃ〜仕事は引くて数多だったと記憶しています。
ですから当時の私の師匠である親方、正にバブリーな生活を謳歌していました(笑)

かつての小林少年も、いずれは同じ様になってやる!
と意気込んでいましたが、悲しいかなバブルが弾け、志半ばで親方の真似はできませんでした(泣)

…さて話を戻します。
当時の新築住宅は今と違い塗り物が多かったので、塗装屋さんは大忙しでした。

内部ですと木枠等の額縁や階段。
時には建具(ドアや引戸)まで塗ったモノです。
外部も、随分と吹き付けによる塗装がありました。

ですが今は窯業系サイディングが多く、腕の見せ場がありません(笑)
(意外にイメージしづらいかもしれませんが、
現在の新築物件は「窯業系サイディング」という大きな焼き物の
板状パーツをパズルみたいに外側に貼り住宅の外観を完成させています。)

当時はそんなこんなで一件の新築住宅
塗装が終わるまで一週間以上かかったと思います。

ですが現在の新築といえば、
往々にして塗装が必要な部位は軒天だけで、一日あれば沢山です。
(皆様がお住まいを見上げた時に見える、屋根の裏側のことを軒天と呼びます。)

それに伴い、当時は塗装に使う刷毛(ハケ)も多種多様な種類を使いこなしていました。
質も今の刷毛よりも良く、動物の毛等も使われていました。

塗料も今の様に種類も多くなくて、どの塗料を塗るか悩む事も少なかったです。
色を作る調色も現在はメーカーに頼んでしまいますが、当時は職人それぞれで調色もしていました。
…今では遠い昔の話ですが(*´-`)

さて現在に戻りますが現在は現在で、商魂逞しく今風に変わっています。

正に“Time is money”時は金なりです。

当時では予想もつかなかったローラーの数々。
大きな面から、細かな所まで痒い所に手が届きます。

塗り方にもよりますが、ローラーの方が刷毛より、早く均一に塗れる印象です。

養生に使うビニールも、
昔はまず対象物にガムテープを貼り、ビニールをくっ付けていたのですが、
今はその方法も、大きな窓等を養生する以外ほとんど見かけなくなりました。

…ガムテープ付きビニールのマスカーなる優れ者が開発されたからです(笑)

塗料を混ぜ合わせる攪拌機も、
今はわざわざ電源コンセントを探さなくても
軽くて小さいインパクトで間に合います。

これら道具の登場で劇的な時短に繋がりました。
ですから、今の若い職人さん達は幸せだなぁとも思います。

が、反対に技術を試される試験では大変だろうなぁ…とも切実に感じます。

大きな塗装屋さんは別ですが、
なんせ吹き付けも調色もパテしごきも日々の業務で無いのですから。
試験の時だけ、それらをこなすのは並大抵の努力では追いつかないでしょう。

当時の修業はそれは大変でしたが、
「何も無い」中から、お客様に喜んでもらうための試行錯誤
貴重な経験と臨機応変さを私に身につけさせてくれました。

なので、今でもちょっとやそっとの現場ではうろたえることなく
皆様にご満足いただける塗装工事を提供できています。

さ、昔話もこの辺で終わりにするとして、
小林塗装は“温故知新”の精神で昔を忘れず
新しいモノにも目を向けて
これからも、お客様第一で行きたいと思います。

今後も小林塗装をご愛顧下さい!

太田市を中心に塗装のことなら小林塗装へお任せください!
お問い合わせ

PAGE TOP