塗装屋さんのブログ

一石二鳥

こんにちは、小林塗装です(^^)

四月も半ばになり、
朝晩の冷え込みも和らぎ“春眠暁を覚えず”の例えがピッタリな季節ですね!

さて今回の小林塗装、
塗装は塗装でも、
建築塗装じゃありません!

建築塗装なら誰にも負けませんが、
今回塗装したのは自動車のブレーキのパーツです!

奥深い「塗装」の世界ですが、
応用できる技術は共通する部分もあり、スキルの向上にも役立ちます。
住宅にもちょっとした部分や、
お庭のフェンスなどに使われている「金属」を塗るときに大いに経験を活かすことができます。

さて、今回の塗装ですが、
ジェットスキーの塗装をした経験もあり、案外ソツ無くこなしました。

とは言っても、YouTube先生からの教えは頂きましたが(笑)

まず自動車屋さんで
コレらのパーツを外して貰い、自宅へお持ち帰りです。

 

作業始めは油と汚れや埃をシンナー等で丁寧に掃除して養生をします。
(下地の処理が大切なのは建築塗装と同じですね。)

( 

それでは塗装開始です…が、

今回は吹き付け塗装なので
本来は塗装ブースの中で塗装するのが正しいのでしょうが、
時期的に風も強くないし、小林塗装は建築塗装がメインと言う事で屋外でご勘弁です💦

さらに転がして塗る訳にもいかないので、ぶら下げて塗装していきます。
(こういう工夫が自然と出てくるというのは、昔の修業時代の賜物ですね。)

さて、まずは下塗りですが
以前にも登場したミッチャクロンで密着を期待し黒く塗装します。
この、ミッチャクロン。
金属の下地に最適のプライマー。
プライマーをしっかり塗装することで、下地と塗料の接着度を高めることができます。

良く乾燥させた後、中塗りです。
中塗りはシルバー塗料を吹き付けます。

今回の塗装はキャンディー塗装と言って、このシルバーが肝心となります。

上塗りはキャンディー塗料のブルーを吹き付けていきます。
このキャンディー塗料は簡単に言えば色のついたクリアー塗料です。

そしてキャンディー塗装とは「アルミホイルの上に青い水飴」を塗ったと想像して貰えたら分かり易いと思います。

このキャンディーブルーを数回に分けて吹き付けていきます。

キャンディー塗料が乾いたら、
仕上げのクリアーを数回吹き付けて完成です。

 

塗りあがったパーツを自動車屋さんに持って行き、仮付けしてみました。

ん〜…見違えるようになり、コレでホイールを履けばもっと引き立つでしょうね!

 

なかなか上出来だと自画自賛です(´▽`)

お車のちょっとしたお洒落にもなりましたし、塗装の勉強もさせていただけました。
まさに一石二鳥の経験になりました♪

今回はたまたま建築物以外の塗装でしたが、
小林塗装は建築物なら更に素晴らしい
お仕事をご提供致しますので、是非ご用命下さい!

・ジェットスキーの塗装のブログはこちら
ジェットスキーの塗装をしました!のブログ

・ミッチャクロン大活躍のブログはこちら
ミッチャクロンが活躍のブログ

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